人に理解を求めるとき ~甘えるということ(3)
心療内科の診察日。
次回(来週)、父との家族面接をやっていただくことになった。
家族面接は、父とのコミュニケーションの潜在的なこじれを修復するためのもの。
実は入院中にも一度行っていただいていて、二度目になる。
今日の診察を通して思ったこと。
一般に理解しがたいことを
だれかに「わかってもらいたい」と思ったとする。
わかってもらうために費やすエネルギーというのは、
それが理解しにくいことであるぶん、膨大なものになる。
でも、これを惜しんでいてはいけない。惜しみたくない。
もし、それがどうしてもわかってもらいたいことならば。
もし、それがどうしてもわかってもらいたい相手ならば。
もちろん、妥協も必要。
不毛な議論になってしまうことだって、
徒労に終わってしまうことだって、
誤解を受けて悲しい思いをすることだって、
伝わらずに歯がゆい思いをすることだって、
不本意な結果に悔しい思いをすることだって、ある。
だから、だれに、なにを、なんのために、どんなふうに、どこまで、理解してもらいたいのか。理解してもらうことが必要なのか。
それを明確にしておくこと。
そして、どんなふうな伝え方であれば相手に通じるのか、理解してもらえうるのか。
それを見極めることが大事だと思う。
理解してもらうための努力もしないで
「どうせわかってもらえない」と
端からコミュニケーションを諦めてしまうなんて
子どもじみてる。
でも、その子どもじみたことをやっていたのがわたし。
そうして、自分ひとりでこらえてこらえてこらえてこらえて、、、
で、爆発。壊れる。
そんなの、
甘えてこないことなんかより、頼ってこないことなんかより、
よほどメーワク!
いまのわたしはガソリン不足。
だから、そのぶん先生にサポートしていただく。
サポートしていただきながら、
省エネ・コミュニケーションの修練を積んでいく。
自立した個を保ちつつ。
個を保っているからこそ、
周囲のサポート、協力をありがたくお受けする。
自己を確立すればするほど
自分に足りないものって見えるものだから、
ひとりじゃ生きていけないってこと、わかるものだから。
だから、
わたしは、たとえば先生を頼っているし、甘えてもいるけれど、
依存しているわけではない。
話がちょいそれたけれど、
「伝えようとしない限り伝わらない」
そして
「伝える努力(←これがさまざまな技能や構えを要する、一筋縄ではいかない深ーいことなんだけれど)をしてみれば、
案外伝わるものなんだ」って。
入院中に会得したこと。忘れかけちゃってた。。思い出した。
忘れたくないね。
建設的で生産的な関係のために、
お互いの理解を深め合う努力。その姿勢。
だって、わかってもらいにくいことだからこそ、
わかってもらうのにエネルギーを要することだからこそ、
そのぶん、理解を得られたときの喜び、収穫は大きいはずだもの!! ね♪![]()
【関連記事】
「甘えるということ(2)」
「甘えるということ」
「#102 自己愛 ~自分を大切にすること、認めること、愛すること」
* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net *
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コメント
裕美です。
どうせわかってもらえないとは思わないけれど、たぶん言えば彼はわかってくれると思います。
でも、甘えることが相手の負担になってしまうと嫌だなと思って、甘えられずにいます。
大川内さんは甘えるときに相手のことを考えるとか、そういうタイプじゃないのかな。。。。?
あたしは自分がオッケーならそれでいいって感じには接せられないんですよね。。。。損な性格だと思いますけれど。。。。。
投稿: 裕美 | 2007年11月 4日 (日) 00:09
★裕美さん★
もともと相手のことを自分以上に考えすぎて甘えられないタイプですよ。
そーいう自分を変えようとしているところなんです。
甘えと依存を混同していたり、適切なときに甘えることができなかったりしたこと、それこそがかえって周囲へのメイワク、負担にさえなっていたことに気付いたんです。
投稿: 大川内 麻里 | 2007年11月 4日 (日) 01:44
人生の上で「言ってもわかってもらえない」ことが蓄積していつの間にか言うことを諦めるようになってた人間です(苦笑)
小学校時代からそうだったんで、大人になった頃にはもう筋金入りです。
ただ、そのせいで「言ったらわかってくれる」人にまで何も言えなくなってしまっていた自分には今でも後悔してます。
投稿: ふじわら きょう | 2007年11月 9日 (金) 12:00
★ふじわらきょうさん★
子どものころにそういった構えができちゃうとね、つらいやね。。
過去形になっているってことは、いまはすこしは言えるようになってきたのかな?
だとしたら、ものすごく時間がかかるし、大変なことだからすごい立派だと思うし、そうでなくても後悔されているぶん、きょうさんはもっと変われると思います。
きょうさんのことを理解したい、と思っている人間のひとりですから、わたしも。^^
投稿: おおかわうち まり | 2007年11月10日 (土) 15:41