【パニック障害&鬱病】上手に共存していこう日誌(11)――はじめての減薬に入る
わたしの主治医である赤坂クリニックの貝谷久宣先生は、パニック障害の治療・研究においては、全国的な(世界的かも?)権威です。
ご著書もこんなかんじ。
そんな貝谷先生、たしかに名医です。わたしは確実に快方に向かっていると、自他ともに認めるところです。(最悪に悪化していた時期は、わたしも家族や同居の彼も、本当にもうはだめなんじゃないか……というくらい深刻などん底状態だったのに)
でも、貝谷先生、たまに名医なんだか迷医なんだか、よくわからなくなるときがあります。
前々回の診察時。これまで14日分だった処方を21日分に変更されました。
わたしは、そのときハルシオンを服用していて、ハルシオンは薬事法上14日分が一回あたりのMAXの処方量だと、わたしも知っていました。
でも、そのときはかったるくて、「まぁ適当に21日分なんか出してくれているんだろ」と、処方箋をよく見ずに病院をあとにして調剤薬局へ。
でも、薬剤師さんから、やはりというかなんというか「21日分ってなっていたけれど、ハルシオンは14日分しか出せないから……先生にいって別のお薬に変えてもらうとかしないと……」
ええええええ、貝谷先生、本当にハルシオン21日分って処方書かれたんですか??!!
その場は、もうたるかったんで、そのまま帰宅。
21日後の診療予約を逃してしまい、貝谷先生の診療はバッサリ切り捨てタイプの3分間診療でありながら、それでも一度予約を逃すと1週間先にはなってしまう。
でも、逆に早めにいった日などもあったため、薬は一部残っていて、その期間はそれを飲んでやりすごしていました。
で、やっと予約がとれた診療日が、今週の月曜日でした。
診察室に入ったわたし。
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貝谷先生:「ど~ですか、おおーかわーうちぃさん」
(本当にいつもこんな口調なのである)
大川内 :「えっと……まずハルシオンが14日分しかいただけなかったので……」
貝谷先生:「そう~ですよ、ハルーシオンは、じゅう~よっかぶんしかぁでません」
(ええええええ、逆切れっつか開き直りかよ?!)
大川内 :「んっと……発作が……」
貝谷先生:「んなこたぁ~ありまぁせん。発作なんてぇ起きるわけがぁ~ありまーせん」
(ええええええ、見てたのかよあんた?!)
大川内 :「……でも、動悸がしたりとか……不安でそわそわと……明らかにパニック障害の発っ……」
貝谷先生:「んなことくらかいぃ~発作なんてぇ考えぇ~ないこと~!」
(おいおい、患者が喋ってんのに割り込んじゃったよこのひと)
そして、わたしが診療日を一回逃してしまったことをいいことに(?!)、ハルシオンをやめて、28日分の処方に。
貝谷先生:「診察にはぁ~ちゃーーーんとくることぉ。でなくちゃあ~、なんねんたってもぉ~治らん」
(はいはい、予約日にいけなかったわたしがわるいですよーだ)
そして、おそらく患者への暗示の意味も含めてだと思うが、かならずシメの一言。
貝谷先生:「これでぇ~発作もぉー起きん! 夜もぉーよく眠れる!」
(毎回いってるじゃん、あんた……)
そして、これは今回限りの限定版で。
貝谷先生:「診察にはあーちゃんとぉ~くること! いつまでたってもぉ~治らん!」
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そんなこんなの診察でしたが、おかげさまで減薬に入りました~!
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≪今回からの処方・28日分≫
★朝
○ミグシス5㎎○ベタナミン25㎎○イミドール25㎎○メイラックス2㎎○バレリン100㎎○セルベックス50㎎
★昼
○イミドール25㎎○メイラックス2㎎○バレリン100㎎○セルベックス50㎎
★夜
○ミグシス5㎎○メイラックス2㎎○バレリン100㎎○セルベックス50㎎
★就寝まえ
○パキシル10㎎○ジプレキサ5㎎○テトラミド30㎎○アモバン7.5㎎
★頓服(パニック障害の発作の予期不安時)
○ワイパックス1㎎
★頓服(筋緊張性頭痛時)
○バファリン
≪前回までの処方・14~21日分≫
★朝
○ミグシス5㎎○ベタナミン25㎎○イミドール25㎎○メイラックス2㎎○デプロメール25㎎○バレリン100㎎○セルベックス50㎎
★昼
○イミドール25㎎○メイラックス2㎎○デプロメール25㎎○バレリン100㎎○セルベックス50㎎
★夜
○ミグシス5㎎○ベタナミン25㎎○イミドール25㎎○メイラックス2㎎○デプロメール25㎎○バレリン100㎎○セルベックス50㎎○パキシル20㎎○ジプレキサ2.5㎎○テトラミド30㎎
★就寝まえ
○ハルシオン0.25㎎
★頓服(パニック障害の発作の予期不安時)
○ワイパックス1㎎
★頓服(筋緊張性頭痛時)
○バファリン
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しかし精神科医を変えるたびに、職業(編集者/ライター/DTP・WEB制作、編集プロダクション経営)を話すと、「引きこもりの本とかどうですかね?」などと、企画をもちかけられます(笑)
貝谷先生は、ソコも違いました。
「あんたのぉこれまでえ~つくったぁほんでえー、イチバンん~売れたのは~なんぶぅかね?」
部数をきいてくるところがさすがだよ、あんた。名医は違うよ。さすがの権威だよ。
また、そりの合わない著者がいて、精神的にまいっていたときに、それを診察でいったら
「どうせぇ三ヶ月ぅじゃろお~??」
なるほど。貝谷先生は、いつも三ヶ月でご著書を出されているんですね♪(笑)
そういえば、アン・ルイスさんもパニック障害だったんですね。完治はできずとも(完治は現状ではまだ難しい病気なので)、とりあえず無事に復帰されてなによりです。ステージに立つ仕事でパニック障害と闘いながらの時期があったというのは、本当につらいことだっただろうと察します。
こういった芸能人のような人前に出る方が、「パニック障害」という病気を告白してくださることで、この病気に対する認知度が高まると思うとありがたいことですね。
「パニック障害」という病気そのものの概念も、割に新しい方ですから、精神科医ですら知らない方は知りませんもの。わたし自身、ただの「仮面鬱病」「鬱病」などと誤診されて、ここまで悪化してしまいましたから(一番ウケたのは、ドグマチールを処方してきた医者だな笑←わかるひとにしかわからないネタでスマヌ~)。より多くの医師、人々に、知ってもらえるといいなと思っています。
●追伸
え~っと、パニック障害と鬱病についての日記に関しては、これから今回のタイトルのようなかたちにしようと思いまーす。その方がわかりよいかなーと。
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本日のBGM♪ The Burning Red / MACHINE HEAD
まじノレていいよ、このアルバム! 捨て曲なしの一枚だね。
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コメント
そんなに薬を服用する必要があるんですね。内臓とは大丈夫なんですか?
投稿: 竹花 | 2005年11月20日 (日) 13:43
精神科医の先生なんだろうけど、精神科医の先生って患者との距離の取り方が難しくて、先生も病んじゃったりする事結構あるみたいですね。でも、その先生は距離が近くなる事がいやで、適当にやってるように見えてしまいましたが(笑
あと、薬のみ過ぎでしょ。目がかすんだり、なにかしら副作用あるんじゃないでしょうか?ひょ、ひょっとして、薬を全部ストップしたら体調が良くなったりして。
あと、ハルシオンは俺も欲しいな。夜服用し、じっと待ち、トロトロしてきたらそこでぐっと我慢をして酩酊する。でも、夜は酒飲むからとんでもない事になっちゃうな・・・
あと、(あと、って切り口三回目ですが)ネットで見る映画「gyao」で「私はうつ病依存者」って映画をこの前見たんだけれども、日本と似てるようで、なんか似てないようで、ちょっと面白かった。途中で感情移入してポロっと涙がでちまった
投稿: gigababa | 2005年11月20日 (日) 16:52
>竹花さん
こんばんは~♪いつもどもどもです!^^
薬はやはりすくなくとも胃薬は必須ですね。毎食後に処方されています。
実はこの系統の薬の大量処方で、11年まえに肝臓をやられて(急性薬剤性肝炎)危うく死ぬところだったという件があって。そのときもかなりの種類の薬を飲んでいたので、どの薬剤が原因だったのか、特定できていないんですね。
(つーかいまでいう医療事故ですよね。訴えておくべきだった!)
もちろんかならず医師には伝えていますが、いつ地雷を踏むかと思うと怖いですね……。
わたしの飲んでいる薬は、副作用として眠くなる、ボーっとするような薬がメインなので、逆に覚醒剤(やばい方じゃなくて^^;)も処方されているんです。胃薬もしかりですが、薬の副作用をさらに薬で抑えるってどーなのよ?!って思っちゃうことも。でもいまは仕方ないかなー、きっともっともっと快方に向かっていったら、薬も自然と減るでしょうしね^^
今回はとりあえずその(減薬)の第一歩目ということで、ちょっと不安もありつつ、うれしい気持ちもってかんじです!
>ぎがさん・ばばさん
うんうん、精神科医やカウンセラーなんて50%以上の心を込めたらというか親身になってしまったらやっていられない仕事だと思います。精神科医には30%の誠意が見られたら合格だと思っています。
儲け至上主義の患者数だけさばいてってタイプとそれなりにあたたかいタイプの精神科医を見分ける嗅覚もついてますから……^^;
でも、いまの主治医は特別控除ということで!(笑)
副作用はだいぶ慣れてきましたけれど、やはりはじめは特にひどかったですね~。副作用なのか病気の症状なのか区別がつかない、いろいろな症状に襲われました。
ハルシオンは、ただでさえ記憶が飛ぶ~お酒なんてMIXしちゃうと……きゃ~~~!
って、やったことあるからいっているんですけれどね(爆)
ハルシオンって、アメリカではレイプドラッグとして使われすぎたから、国内持ち込み禁止ですよね。
これ、知ってる!<「私はうつ病依存者」>わたしもタイトルで観てみたかったんだけど、まだ観てないんだぁ~。ぎがさん・ばばさんが涙するくらいなら、早速TSUTAYAに走らねば!
どーでもいいけど、「gyao」さんには取材で番組収録現場にお邪魔させてもらったことがあります。
投稿: 大川内 麻里 | 2005年11月20日 (日) 21:14
減ヤクおめでとさんです。なかなか減らしてくれないもんね~、医者って。この調子でいきましょー。
しかし、この先生いい味出してますね。のんきでヒトの言うこと聞いてないともいえるけど、ここまでひとごとだと「自分が気にしすぎなのかも」と思えて快方に向かえるのかな。
投稿: たまり | 2005年11月21日 (月) 13:37
当方のブログへのコメントならびにトラックバックありがとうございました。
それで、「最近のトラックバック」欄のリンクからこちらを訪れましたら、なんやらとてつも長いタイトルの記事が・・・(笑)
それだけならまだしも、「遂に脱いだ! 初のヌード写真集」って文字が!!
すいません、ここにコメントする前に、そちらの記事を先に読んでしまいました(笑)。
っというオヤジ根性丸出しのHermitですが、ブログの方は真面目な内容なので、これからもよろしくお願いします。
(記事の内容に全く触れないコメントで申し訳ないです^^;)
投稿: Hermit | 2005年11月21日 (月) 18:05
どもです♪
体にご自愛くださいませ。映画の話で「レナードの朝」を思い出しました。薬で無感覚の人を覚醒させる話だったと思います。
リンクしていただいてありがとうございます。モグタンはみんなの心の中にいます(笑い)
投稿: 竹花 | 2005年11月22日 (火) 02:37
はじめまして。検索してたら、見事にストライク。ここにたどり着きました。
私も、鬱病、パニック障害、対人恐怖症、育児ノイローゼetc身体的にも持病がありまして。
同じく、鬱でも頑張っている方がいて、すごく勇気付けられました。
私は、普段投薬のおかげか、健常者と同じように見られています。
鬱自体完治することは、ありえないと思っています。
でも、ちびちび頑張ってますので、また、遊びに来ますね。
投稿: ritu-t | 2005年11月22日 (火) 18:21
>たまりさん
ありがとございやす! まだまだ体調崩しながらですが、この調子でちょっとずつでも前進していければと思っております。
きっと「わたしの話聞いて~!」タイプの患者さんはだめなんでしょうけれど、わたしはこのドライさ加減が合っているのかもですね。
>Hermitさん
おおおっと、失敬失敬です^^;ゝ
ちょうどバカ日記をつけたときをご覧いただいてしまいましたね。(いつもは違うんですよ……←うそっぽ爆)
Hermitさんさんのブログにも、またうかがわせていただきますね~♪
>竹花さん
体調ぐだぐだでレスが遅くなってスミマセヌ~! リンク集は3つのブログで共有してしまっているので、もし障りがあるようでしたら、おっしゃってくださいね!
>ritu-tさん
はじめまして! いらしてくださってありがとうございます~~~^^
ritu-tさんも大変な思いをされているのですね……そうですね、鬱は治そうというよりも上手にお付き合いしていくコツをつかめばってかんじですよね^^
ritu-tさんのサイトにも遊びにいかせていただきます~! これからいろいろお話できるといいなって思っています。よろしくお願いいたします。
投稿: 大川内 麻里 | 2005年11月24日 (木) 06:51
こんにちわ~。
お薬、私も以前違う病院で同じくらい出されていました。副作用辛くないですか?いつも眠かったりとか・・・。
でも減薬おめでとうございます。減薬時はやっぱり心がざわめく(禁断症状のようなもの?)らしいとカウンセラーが言ってました。私も先週から1種類減薬中で、結構ざわめいちゃってます(。。;)。
いつか薬のない人生を取り戻します!がんばりましょうっ!
またおじゃましまーす。
投稿: lax | 2005年11月25日 (金) 13:37
>laxさん
こんにちは! 遅レスですみません。
あーっ、ここのところ体調がわるいのは、減薬の影響もあるのかもですね~。>わたし
副作用はだんだん慣れてきました。でも自営だからやっていけているのかも、会社員だったらつらいかもですね。
そうですね、お互いすこしずつ一歩ずつ、薬のない日を目指しましょっ♪^^
投稿: 大川内 麻里 | 2005年11月29日 (火) 08:14
減薬に失敗しました・・・。また元に逆戻りです。
投稿: lax | 2005年12月14日 (水) 19:05
>laxさん
「失敗」って考えると、おつらいでしょうね、お気持ち、お察しいたします。
でも、一進一退で当然ですもの、これは「失敗」なんかではないと思いますよ。ちょっとタイミングが合わなかっただけ。またタイミングを見計らえばいいだけのこと。
逆戻りしているように感じられても、きっと気付かないうちに前進していかれているのだと思いますよ^^
わたしも減薬して、いま調子があまりよくなくて。でもそれって自分が「減薬」というものにとらわれてしまっているからだという気がします。
だから、気負わず、ゆっくりといきましょうよ♪ね♪♪
投稿: 大川内 麻里 | 2005年12月19日 (月) 21:35
こちらのブログにもお邪魔しまぁす。
ベタナミンって、肝臓か腎臓かに悪影響の副作用があるから・・・とかで、私には中止になったお薬なんですよね。大丈夫か心配になり、カキコしました!
投稿: BEATmama | 2006年1月 2日 (月) 10:08
>BEATmama
はぁ~い、BEATmamaさん、いらっしゃいませ~♪
げ。わたし、むかし薬剤性急性肝炎と腎盂腎炎をやっているのに……! たぶん半年近く?飲んでいますが、いまのところ大丈夫なようです。ありがとうございます。
しかし、この薬、徹夜の多い同業者(出版関係者)には「そいのクスリ、チョーダイ!」とよくいわれます^^;(笑)
投稿: 大川内 麻里 | 2006年1月 3日 (火) 00:30